鹿の声(しかのこえ)
黄味時雨
製
秋の終わりから冬の初めにかけて、牡鹿の鳴いている声が聞かれます。
この時期、鹿は発情期にあたり、求愛の声を出すのですが、
遠くで聞いている私たち日本人の耳には、とても哀れな響きをもって届きます。
それで、「鹿」「鹿の声」をはじめ、
「牡鹿」「小男鹿」「妻恋ふ鹿」というのは秋の季題となっています。
なお、黄味時雨の上面に
桂皮抹
で描いた模様は、
鹿の背を表しています。
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平成13年霜月
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