山燃ゆる
山燃ゆる(やまもゆる)
きんとん
秋は大気が澄み、山容が遠くからもはっきりと見えます。
さらに紅葉の頃ともなれば、
その彩りは山々が自らを粧うという感じです。
峰から山襞、山裾へと日々紅葉して、
錦の如く、赤に黄色に美しく燃え上がります。
その様をきんとん仕立てとしたのが、このお菓子です。
また、山の紅葉の進み具合によって、
店頭のお菓子は、微妙に色合いを変えています。
その日の景色を切り取って、その日のお菓子とする、
というのは、一期一会にも通じるといえば大袈裟でしょうか。

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