菜の花
菜の花(なのはな)
鮮羹
上段に道明寺羹、 下段にヨモギ入りの羊羹を合わせました。
黄色のみぞれと緑のヨモギで、一面に咲き誇る菜の花畑を表しています。
この「菜の花」という呼び名は、「野菜の花」という意味で、
本来は、カブやハクサイ、コマツナやノザワナなど、
約40種あるアブラナ属の花の総称だそうです。
しかし一般的には、ナタネ(菜種)とも呼ばれる、
種子から油を採るアブラナ(油菜)のことか、
観賞用に日本でハクサイから改良された、
ハナナ(花菜)のことを指す場合が多いようです。

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