河骨
河骨(こうほね)

「かわほね」とも読み、
小川や池沼に生えるスイレン科の水草です。
漢方薬にもなる根茎は太くて白く、骨のように見えるので、
この少々不気味な名前があります。
葉はサトイモの葉に似ていて切れ込みがあり、
水上に長い茎を直立させ、頂に黄色い花を一つ咲かせます。
その水の上に浮かぶ葉と花を、葛で包み込んで仕上げました。
菓名から受ける印象と違い、やさしい味のお菓子です。

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